お祝いに 水引で抱きあわじ結び

水引と聞いて真っ先に頭に思い浮かぶのは、このだきあわじ結びではないでしょうか。
赤と白で結ばれた抱きあわじ結びは、祝儀袋などでよく見る結びです。
お祝い、祝儀、ギフトに水引の抱きあわじ結びは重宝します。

水引にはあわび結び梅結びなどたくさんの素敵な結びがたくさんあります。
今回こちらでは抱きあわじ結びの意味、結び方、ギフトに使う例を紹介していきます。

一般的な抱きあわじ結び、さらに結んだ抱きあわじ結び、タテに連続して結んだ抱きあわじ結びです。

抱きあわじ結びの言葉は知らなくても、このような祝儀袋などで見かける方は多いのではないでしょうか。

もくじ

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あわじ結びの意味

抱きあわじ結びは、二組の水引を抱き合わせるように結んだものです。
結び切りと呼ばれる結びの仲間です。
一度結ぶとほどきにくいことから、結婚など一度きりのお祝いに使われます。
両端を引くとさらに結びが固くなることから、末永く縁が続くよう願いが込められています。

慶事、弔事の両方に使うことができます。
一般的なお祝いでも真結びやもろなわ結びより、あらたまったときに使います。

本数を増やすことで、格調高い結びになります。

抱きあわじ結びの作り方

水引の下準備

水引とは紙を細く切り、ねじってのりで固めたものです。
曲げやすいようにほぐしてから使います。

はじめに、目打ちを使って何度がしごきます。

慣れてきたからと言って早く動かすと、熱くなります。
ご注意ください。

上はしごいていない水引を結んだものです。
少しカクカクしています。

そして、下がしごいた水引を結んだものです。
なめらかな円になっています。

結び方

水引は細いので見やすいように、太めのひもを使いました。
はじめは水引1本で初めて、少しずつ本数を増やしていくことをお勧めします。


輪を作ります。
上下に気をつけましょう。

だるまくん

初めに二本の水引を用意します。

もう一本の水引を輪の上に渡します。
次に青い丸の下を通り、赤い丸の上を通します。

ピンクの輪を下から通り、グレーのひもの上を通ります。

最後にもう一度、 ピンクの輪を下に通します。

両端のひもをバランスを見ながら整えます。
抱きあわじ結びのできあがりです。

二重に結ぶ

だるまくん

さらに結ぶ方法を紹介します。

★のひもを下のひもに通します。

ピンクの輪を下から通し、グレーのひもの赤い丸の上に渡します。

さらにピンクのひもを上に通し、グレーのひもを下に渡して引きます。

だるまくん

グレーとピンクのひもを二回続けて
上に渡します。

次は反対側のピンクのひもを、下のピンクのひもの上を通ります。

順にグレーのひもを上、ピンクのひもを下に通します。

グレーのひもを上下に通し、最後にピンクのひもの上を通して引きます。

輪を引き締めます。

これで二重に通した抱きあわじ結びのできあがりです。

だきあわじ結びをギフトに

ギフトに結べばお祝い感が上がります。
お相手にあなたの晴れやかな気持ちが伝わるといいですね。

タテに連続して結んだ抱きあわじ結びは存在感がありますね。
紅白だけでなく他の色を組み合わせてみるのも、結ぶ楽しみです。

動画で折り方を紹介

ピンタレストでは動画で折り方を紹介しています。

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おわりに

だきあわじ結びの意味と結び方の紹介でした。
あわび結びにはこの他にもタテに連続して結ぶあわび結びや、横に連続して結ぶあわび結びもあります。

祝儀袋はもちろん、ギフトのワンポイントにそえてみて下さい。
良い縁が続くことを願っています。

ゆらら・ゆらり

会話のきっかけになったら、会話が増えたらいいなの
思いで作っています。

わたしの人と人を結ぶ手仕事は始まったばかり。

これからもたくさんのことを試してみます。

またのぞいてみて下さいね。

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