小さな熨斗 ―みずひきで作る石畳結び―

小さな熨斗を石畳結びで作る方法を紹介します。 
石畳結びで作ったのしは、文字のしのように「の」と「し」をつなげて書いた形に似ています。
この小さなのしは近頃のお気に入りで、色の組み合わせを楽しんでせっせと結んでいます。
本のしおりに丁度良く、こじんまりとしてかわいい結びです。

無地のぽち袋にそえました。
シンブルに様になっています。

もくじ

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小さな熨斗の結び方

まずは、ひもで結び方を説明したいと思います。
2本のひもを用意します。
はじめに、このようにS字にの形にします。

もう一本のひもを縦に下から通します。

次に、真ん中と下の横ひもを上に渡します。

それから、下の横ひもの下通します。
下の下を通すなんてややこしいですね。

そして、真ん中の横ひもの上を通り、上の横ひもは下を通ります。

今度は縦ひもを上から下に向けて渡します。
まずは、上と真ん中のひもを上に通します。

それから、下のひもの下を通します。

あとはひもの端を少しずつ引いて、引き締めていきます。

最後に形を整えて石畳結びの出来上がりです。

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3本の水引で結ぶ時の注意点

それでは水引を使って結んでいきます。
最初に戸惑ったのは、水引は細いことです。
水引の数が多いほうが見た目はいいのですが、結びにくいです。
とにかく、水引がねじれないように気を配ります。

では、3本を揃えたらパタンと右に折ります。

それから、もう片方をパタンと左に折りℤの文字にします。

別の3本をはさみます。
渡す順番は上記を参考にお願いします。
それから、白い水引を包むように後ろに折ります。

しっかり折ったほうが結びやすいです。
水引がねじれていないか確認します。

今度は赤い水引を前に折ります。
実際は下の輪に差し込んでおります。

最後に引きしめて形を整えます。

小さな熨斗を箸袋に

おりがみで作った箸袋に、小さな熨斗を飾りました。

小さな熨斗をしおりに

この石畳結びの小さな熨斗がとても気に入りました。
なので、本にはさんでしおりにしてみました。
小さな石畳結びがのぞいてかわいいです。

結び方を動画で紹介

ピンタレストでは、動画で結び方を紹介しています。

おわりに

水引で作る小さな熨斗の作り方の紹介でした。

熨斗にはたくさんの種類があり、それぞれに意味が込められています。
また、古くからあるものなので今では違った意味合いで使われたりもしています。
大人のたしなみとしてしっかり覚えたいと思う反面、気持ちを伝えるのが何よりも大事とも思うのです。
その都度その都度、調べて悩みながら熨斗を選ぶことになりそうです。

ゆらら・ゆらり

今までは一人で楽しんでいた水引ですが、近ごろは他の誰かと水引やおりがみの楽しさを共有できたら、なんて思っています。

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