木瓜結びは鳥の巣とたまごを表しています。
子孫繫栄の意味が込められた結びです。
意味もさることながら、かわいらしい結びです。
木瓜結びはもっこうと読みます。
花木のボケが木瓜なので、戸惑いますよね。
そもそもは家紋の木瓜紋からきているそうです。
子孫繁栄ではありますが、
いいことが増えること、長く続くことを願ってお祝いにそえてみるのはいかがでしょうか。
パステルカラーの水引で結んだら、やさしい印象になりました。
和にも洋にも合いますね。
木瓜結びの作り方
初めに 水引の準備
水引とは紙を細く切り、ねじってのりで固めたものです。
曲げやすいようにほぐしてから使います。
はじめに、目打ちを使って何度がしごきます。
慣れてきたからと言って早く動かすと、熱くなります。
ご注意ください。
上はしごいていない水引を結んだものです。
少しカクカクしています。
そして、下がしごいた水引を結んだものです。
なめらかな円になっています。
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結び方
水引は細いので見やすいように、太めのひもを使いました。
はじめは水引1本で初めて、少しずつ本数を増やしていくことをお勧めします。
水引を前提としましたが、もちろん、ひもで作ることができます。
ラッピングや和装小物に利用できます。
はじめに輪を作ります。
上に渡したひもが上に重なるようにします。
次に、左のひもを上に持って行って輪を作ります。
水引を結ぶときはどちらが上になるか下になるか、
とても重要です。
上手く結べない時は、上に渡すのか下に渡すのか
確認すると、上手くいきます。
輪が二つできました。
三つ目の輪を作ります。
赤い丸の上を渡します。
三つの輪ができました。
つぎに上のひもを使って、輪を作ります。
中央の赤い丸を通って左に渡します。
そして左に渡したひもを★の輪に上から下に通します。
みぎのひもを★の輪に上から下に通します。
通したら、ひっくり返します。
まだ固定されていないので、くずさないように気をつけてひっくり返します。
ひもを1回、結びます。
少しずつ締めていきます。
結び終わりました。
表に返します。
最後に形を整えて、木瓜結びのできあがりです。
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木瓜結びを使ったラッピング
クラフトバッグをじゃばらに折って、木瓜結びで留めました。
リボンと同じように使えます。
ちなみに、こちらは叶結びで結んだよつばのクローバーです。
どちらもかわいいですね。
願いを叶える叶結びで幸せのよつばのクローバーを作る。
何かいいことがありそうですね。
また、ピンタレストでは動画で作り方を紹介しています。
手軽に水引を取り入れる
無理に手作りする必要はありません。
ひとまず、水引を飾ってみませんか。
ひとつそえるだけで、簡単に和風ギフトが出来上がります。
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おわりに
水引で作る木瓜結びの紹介でした。
1,2,3、と輪を作っていって、最後にしばる時にひっくり返します。
このひっくり返すときが崩れそうでドキドキします。
木瓜結びには子孫繫栄の願いが、水引には清める意味があります。
わたしは子孫繫栄の意味をふくらませて、楽しいことが増えますように、いいことが長続きしますようにと願いを込めてこの木瓜結びを使います。
会話のきっかけになったら、会話が増えたらいいなの
思いで作っています。
わたしの人と人を結ぶ手仕事は始まったばかり。
これからもたくさんのことを試してみます。
またのぞいてみて下さいね。
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