お正月やお祝いに松竹梅の一つ、竹を作ってみるのはいかがでしょうか。
水引で竹を作る方法は何通りかありますが、今回は縁起のいい叶結びで作る方法を紹介します。
作り方に合わせて、竹に込められた意味やお正月飾りの一例も紹介していきます。
左は竹結びと稲穂です。
金色の水引に玉結びをキュッキュとたくさん作って、稲穂に見立てました。
右にあるのは梅結びです。
お守り袋に竹結びをそえました。
なお、お守り袋はおりがみで折ったものです。
水引で竹を3種類作りました。
一つ目はあわび結びに角を作っただけの、いちばん簡単な竹です。
二つ目はあわび結びにひと手間加えて作った竹です。
三つ目は叶結びで作った竹です。叶結びは少し複雑なため、これ以上小さく作れません。
小さい竹がほしい時は、あわび結びから作るのがおすすめです。
竹に込められた意味
竹は古くから吉祥の象徴とされてきました。
中国の故事では鳳凰が竹の実を食べたことから、めでたいものと親しまれています。
竹は地にしっかりと根を張りめぐらせ、新しい芽が次々生えます。
そして、まっすぐ伸びる様子から、子孫繁栄の象徴とされてきました。
また、竹は折れにくく成長が早いことから、生命力や成長を表します。
冬も枯れず青々としていることから、「不老不死」「長寿」「力強さ」の意味もあります。
竹の花言葉は「節度」「節操のある」です。
春の季節に、竹の子があっという間にグングン空に向かって伸びるさまは、強い生命力を感じますよね。
竹結びの作り方
水引の準備
水引とは紙を細く切り、ねじってのりで固めたものです。
曲げやすいようにほぐしてから使います。
はじめに、目打ちを使って何度がしごきます。
慣れてきたからと言って早く動かすと、熱くなります。
ご注意ください。
上はしごいていない水引を結んだものです。
少しカクカクしています。
そして、下がしごいた水引を結んだものです。
なめらかな円になっています。
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竹結びの作り方
水引は細いので見やすいように、太めのひもを使いました。
はじめは水引1本で初めて、少しずつ本数を増やしていくことをお勧めします。
はじめに画像のように輪を作ります。
★のひもも上にしてもう一つ輪を作ります。
つぎに、みぎのひもを3か所の赤い丸の上を渡して、青い丸の下を通します。
今度は3か所の青い丸の下を通って、赤い丸の上を通します。
要は下からひもを通して、三つ目の輪から抜けます。
そして、上のひもを下から★の輪に通します。
ここでは次のひもを通すための小さな輪を作ります。
小さな輪ができました。
つぎに、★のひもを上に倒します。
そして、★印のあるひもを小さく作った輪に通します。
最後に形を整えて、三つの輪をつまんでできあがりです。
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色を変えて
色を変えると菖蒲ができます。
端午の節句にそえると華やぎます。
お正月飾りに
小さなしめ飾りを作りました。
鶴をそえたものと竹結びをそえたものです。
ギフトにそえて
小さなギフトに水引をワンポイントつけるだけで、印象が変わります。
簡単に竹を飾る
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何も無理に手作りする必要はありません。
まずは水引を飾ってみませんか。
動画で結び方を紹介
ピンタレストでは動画でいろいろなアイデアを紹介しています。
そのほかの叶結びの水引を集めました。
おしまいに
松竹梅の一つ、竹結びの紹介でした。
あなたの大切な時間、例えばお正月やお祝いに、この竹結びをそえていただけたらとてもうれしいです。
会話のきっかけになったら、会話が増えたらいいなの
思いで作っています。
わたしの人と人を結ぶ手仕事は始まったばかり。
これからもたくさんのことを試してみます。
またのぞいてみて下さいね。
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