鶴のはし袋の折り方を紹介します。
「鶴は千年 亀は万年」で知られるように長寿の象徴です。
また鶴は吉祥・繁栄を呼ぶとされ、縁起の良い鳥です。
鶴をワンポイントにしたはし袋は、お正月やお祝いの席にぴったりです。
簡単に折れますので、ぜひお役立てください。

鶴のはし袋の折り方

はじめに縦に四つ折りにして、折り目をつけます。

それから、横半分に折って開きもう一度半分に折ります。
次に右上の四角を斜めに折り目をつけます。


次に、点線の部分を二か所切込みを入れます。

左右を折ります。

そして、左側を二回折ります。
ここは箸を包む部分になります。


両角を中央に合わせて、たたみます。


次に、点線のように折り目をつけて戻します。


それでは、上に開きましょう。

首と尾の部分を折ります。
両側を半分に折って、右側をよせます。


そして、ひねるように上に折ります。
この時、巻き込むように折ると上手くいくと思います。


巻き込んで折ると、自然にきれいな形におさまります。

反対側も同じように巻き込みながら折ります。

次に、くちばしを折りましょう。

くちばし上のはみ出たところは、後ろに折って見えなくします。
これで、鶴のはし袋の出来上がりです。


鶴のはし袋のなかま
新しい年が鶴のようにはばたくように願いを込めて。
また、幸せな長寿を願って。
ハレの日にぴったりな鶴の箸袋です。

こちらは赤と銀のおりがみで作りました。
一緒にあるのは水引で作った梅結びです。
この鶴の折り方は少し変わっていて、折り鶴の仲間の妹背山に通じるものがあります。
お膳にならべた時、鶴の向きがきれいに見えます。

鶴が羽ばたいている箸袋は、箸を出したら箸置きとしても使えます。
短いので一緒に爪楊枝を入れても気が利いています。

富士山の箸袋
縁起のよさで言えば、富士山も忘れてはいけません。
こちらは三角に折っていくだけでできる、簡単な箸袋です。
箸置きにすることもできます。

熨斗の箸袋
最近、気に入っている熨斗の箸袋です。

おわりに
鶴のはし袋の紹介でした。
折り紙はちょっと疲れたな、少し日常のことを考えたくないなというときに、無性に折りたくなります。
私のストレスを薄める方法です。
だから、難しいおりがみはしません。
できないとキーッとなりますからね。
ゆらり今までは一人で楽しんでいたおりがみですが、近ごろは他の誰かとおりがみの楽しさを共有できたら、なんて思っています。







