妹背山の折り方 ―一枚で二羽の折り鶴を折る方法―

妹背山の折り方を紹介します。
一枚のおりがみで二羽の鶴を折ることができます。
お正月やお祝いをはなやかに飾るのにちょうどいい折り鶴になります。

そもそも、妹背山とは川を挟んで向かい合う山のことです。
片方の山を妹山、もう一方の山を背山と呼び一対になる山を妹背山と呼びます。
二つが一対になることを倣って、この二羽が一対になる折り鶴にも妹背山とつけたようです。
ちなみに、読み方は「いもせやま」です。

水引 あわび結び

この妹背山は半分に切ったおりがみで二羽の折り鶴を作ります。
片方が表の色、もう片方は裏側の色になります。

もくじ

(スポンサーリンク)

妹背山の折り方

表がむらさき、裏が灰色のおりがみを使いました。

はじめに、おりがみを半分に切ります。
その一枚に中心がわかるように折り目をつけます。

では、中心まで切り込みを入れます。
つぎに、半分に折ります。
白い矢印がさしているのは、切り込みのあるところです。

二つの四角をまとめて三角に四つ折りします。

開いてたたんで四角にします。
反対側も同じように折ります。
二枚重ねて鶴を折る要領です。

点線のように折り目をつけたら、初めの長方形まで開開きます。

折り目に合わせてたたんで四角にします。

もう片方もたたんで四角にします。

一枚めくって開きます。

開いたら、うら返しましょう。

だるまくん

二つくっついてややこしいので、一つ一つ開いてたたんでいきます

上に開いてたたみます。

次は灰色の四角を開きましょう。
開いてたたんだら、うら返します。

うら返すと四角があらわれるので、開いてたたみます。

ここからは、首と尾を作っていきましょう。
あちこちめくって、二つの首と二つの尾を作ります。

みんな折ったら、めくって折り上げていきます。

みんな折り上げていきましょう。

最後にくちばしを

羽を開いたら、妹背山の出来上がりです。

妹背山の鶴

うらおもて同じ色のおりがみで作ると、両方おんなじ色の鶴ができます。

和柄のおりがみで作った妹背山です。

水引 あわび結びから竹

切り込みを深くすると

1センチほど残して切り込みをし、同じ要領で妹背山を折ってみました。
まるで手をつないでいるようです。

連なった折り鶴

ほかにも連なった折り鶴があります。
おりがみに十字に切り込みを入れて折ります。

桜のもんきり遊び

動画で妹背山の折り方を紹介

ピンタレストでは、動画で折り方を紹介しています。

Pinterest
Pin on おりがみ  origami Discover (and save!) your own Pins on Pinterest.

おわりに

妹背山の紹介でした。

折り紙はちょっと疲れたな、少し日常のことを考えたくないなというときに、無性に折りたくなります。
私のストレスを薄める方法です。
だから、難しいおりがみはしません。
できないとキーッとなりますからね。

ゆらら・ゆらり

今までは一人で楽しんでいたおりがみですが、近ごろは他の誰かとおりがみの楽しさを共有できたら、なんて思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

もくじ