おりがみでひな祭りを祝いませんか。
古くから伝わる小笠原雛の折り方の紹介です。
手数が多いだけ、きっと満足のいく雛人形が出来上がりますよ。
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女の子の健康と幸せを願って飾られるひな人形。
そもそもは、紙で作った人形に災いや厄をのせて川に流していました。
いわゆる流し雛ですね。
おりがみで雛人形を作るのは毎年の厄払いになることでしょう。
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小笠原雛の折り方
途中まで鶴を折り、変形させます
おりがみのほかに、のりとハサミを用意します。
一つ目は女雛の折り方です。
女雛と内裏雛は最後が少し違うだけです。
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初めに鶴と同じように折ります。
三角に四つ折りして、開いて四角にします。
そうしたら、下のように折り目を付けて開きます。
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点線の部分を2か所、切れ目を入れましょう。
次に裏も表も折り下げます。
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角を中心線に合わせて折り目を入れて、もどします。
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折り目にそって開いていきます。
両方の折り目を開きます。
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裏側も同じように開くのですが、
切れ目が入っていないので少し開きにくいです。
開いたらめくります。
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裏も表も同じ面になるようにめくります。
そして上に折ります。
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さらに半分に下に折り目を付けます。
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もとにもどし、左右を合わせます。
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折れ目に切り込みを入れます。
そうしたら、元にもどしめくります。
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袖を作ります
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この面が出るまでめくります。
次に点線で折り上げます。
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今度は反対側も同じようにめくって、折ります。
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あっちをめくったり、こっちをめくったり忙しかったですね。
最後に真ん中の面を出して、ひっくり返します。
それから、切込みに三角を通します。
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切り込みの折目で下に折り、さらに後ろに折って切り込み通します。
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二度、折り目を付けて切り込みに通します。
なお、2回折ることでマチができ、立ててることができます。
けれど、安定して立たせたい場合は1回折るだけでかまいません。
そして、ひっくり返しましょう。
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袖を1,2と曲げて、前に合わせのり付けをします。
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ついに女雛の出来あがりです。
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内裏雛の折り方
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今度は内裏雛ですが、袖が違うだけです。
のり付けはせずに、曲げて差しこみます。
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小笠原雛を飾る
この小笠原雛の特徴は、立体的に着物を表現しているところです。
なので、小さいながらも存在感があります。
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試しにクラフト地のおりがみで作ってみたら、モダンな感じになりました。
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おりがみの雛人形
おりがみで作る雛人形はたくさんあります。
なかでも、気に入っているのがこの十二単のようなひな人形です。
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こちらの雛人形は作りやすく、顔を描くことができます。
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動画で折り方を紹介
ピンタレストでは動画で折り方を紹介しています。
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おわりに
例えば、女の子が複数いるおうちは、女の子の数だけ雛人形を飾るのは大変ではないでしょうか。
そこでこの折り紙の雛人形なら、女の子の数だけ飾ることができます。
一人ひとりの健康と幸せを願って、毎年折ってみるのはいかがでしょうか。
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小さくても、ひな祭り気分を楽しめます。
一度お試しください。
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