おりがみ一枚で作るひな人形の紹介です。
このおりがみのすごいところは一枚で雛の持つ扇やしゃくを作れるところです。
だいり雛にいたっては、冠まで一緒に作ることができます。
おりがみ一枚でよくぞここまで、と感心しきりのひな人形です。
おりがみ一枚で扇ひなの作り方
はじめに女雛から作ります。
まず、三角形に四つ折りして折り目をつけます。
つぎに中央の線に合わせて、両端の角を折り裏がえします。
そして、真ん中の線に合わせて折ります。
同様に、上の方も折ります。
白い四角を半分に折って、折り目をつけます。
それから、開いてつぶします。
開いてつぶすというのは、このように左右に広げて、たたむことだそうです。
この四角とはおさらばです。裏がえします。
それでは、白い小さい方の四角が上にくるように置きます。
下の角を右の角に合わせて折ります。
反対側も同様に、下の角を左の角に合わせて折って戻します。
今ほど作った折り目を谷折りにしてたたみます。
飛び出たところを、半分にさらに半分に折って戻します。
ここが扇になります。
折り目をしっかりつけると、じゃばらにたたみやすくなります。
それではいったん左右に開いてたたみます。
そして、上の角を内側に折ります。
だいり雛はこの左右に開いたところから始まります。
中心の折り目が谷折りになるように、じゃばらにたたみなおします。
つぎに、下の方をつまんで左右に開きます。
これで扇もを持った女雛の出来上がりです。
おりがみ一枚でだいり雛の作り方
次はだいり雛ですね。
扇にする手前のところから始めます。
まず、左右の角を裏側に折りしゃくを作ります。
それから、裏がえします。
白い四角に左右から折り目をつけて、開いてつぶします。
左側を横から見ています。
点線を谷折りして、向こう側にかぶせます。
同じように、反対側も向こう側にかぶせて色のある面を出します。
そして、左右の角を内側に折って裏がえします。
本当におりがみ一枚で、ここまでできました。
冠としゃくを持っただいり雛の出来上がりです。
ひな人形に花をそえて
ひな人形にもんきりで作った花を一緒に飾りました。
色紙に貼って飾るのもいいですね。
簡単なひな人形
この雛はとても簡単で3回折ったら完成します。
あまりにもあっさりできてしまうので、襟をつけてみました。
立体的なひな人形
小笠原雛は昔から伝わるひな人形です。
手数はかかりますが、満足のいく出来上がりになります。
どのおりがみで折っても、美しい雛ができます。
動画で折り方を紹介
ピンタレストでは、動画で折り方を紹介しています。
おわりに
おりがみ一枚で作るひな人形の紹介でした。
寒い冬から春に代わり、気持ちが軽やかになってくる時期です。
年を重ねると一日があっという間で、気が付くと一年が終わっています。
なので、季節を実感することで一年を満喫しようと思います。
今までは一人で楽しんでいたおりがみですが、近ごろは他の誰かとおりがみの楽しさを共有できたら、なんて思っています。
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