かぶとのついたたとうの作り方の紹介です。
たとうとは、一枚の紙を折って作る袋のことです。
封筒やぽち袋もたとうの仲間と言えますね。
子供の日は、男の子の健やかな成長や幸せを願ってお祝いする日です。
また、病気やけがなどの災厄から守る風習でもあります。
そして、かぶとには困難や障害に負けないように導くお守りの意味を持ちます。
お子さんの健康と成長を願って、かぶとのたとうを贈るのはいかがでしょうか。
かぶとのたとうの折り方
使用した紙は、A 5のコピー用紙です。
ちなみにA5の大きさで折った時の出来上がりのサイズは、タテ4.3センチでヨコが7.5センチになりました。
またA4のサイズで折った場合は、タテ6センチでヨコが10.5センチになりました。
もしポチ袋として使うなら、A4のサイズがよさそうです。
はじめに、左右に対角線を折って開きます。
そして、交差した中心点をむすんで半分に折ります。
この折り線を使って、おうちのような三角にたたみます。
このように、三角屋根のおうちになったら上下をさかさまにします。
点線で折ると四角になります。
この四角は三角ふたつを合わせたものです。
次に、この二つの三角を半分に折ります。
さらに点線で折ります。
ここはかぶとのかっこいいところなので、シャキーンと効果音を出しながら折るといいでしょう。
かっこよくなったところで、下の三角を上に折ります。
この三角を下に折っては上に折ります。
この行ったり来たりする部分はなんと呼ばれているのか調べたところ、実際のかぶとにはこの部分がありませんでした。
あえて言うならば、眉庇(まびさし)となるのでしょうか。
次にかぶとの幅に合わせて、両脇を折ります。
中に包むときはこのタイミングで入れます。
だいたい点線のあたりで後ろに折ります。
そして、余った部分を前に持ってきて差しこみます。
このように、左右に差しこんではさみます。
これで出来上がりです。
かぶとのたとうの出来上がり
なお左右にはさむとき、段々に折った部分は厚みが出るので外に出しました。
けれど、薄い紙で折ったときは外に出さず、くるんではさむこともできます。
その他のかぶとのつつみ
一つ目は熨斗のついたかぶとです。
二つ目は、しっかり包める祝儀袋になります。
動画で折り方を紹介
ピンタレストではかぶとの折り方を動画で紹介しています。
子供の日のおりがみ
小さい頃から親しみのあるこのかぶとは、このようにカードを飾ったり、栞になったりします。
こちらは長いかぶとです。
子供の日ときたら、こいのぼりですね。
おわりに
子供たちの元気な成長と幸せを願った、かぶとのたとうの紹介でした。
子供の日に限らず、和の趣のあるかぶとの活躍する場面はたくさんありそうです。
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