こどもの日の話題作りに、少し珍しい細長いかぶとはいかがでしょうか。
基本のかぶとの折り方を少し変えるだけでできるかぶとです。
こちらもかっこいいですよ。
合わせて、端午の節句の飾りや意味を紹介しています。
わたしは最近、この折り方を知ったのですが、実は伝承おりがみだそうです。
ちなみに伝承おりがみとは、昔から伝わるおりがみのことです。
小さい頃、新聞紙でかぶとを折ってかぶったことありませんか。
普通のかぶとだとヨコが広くて、安定感がありません。
仮にかぶるのでしたら、こちらの長いかぶとの方が頭の大きさに合うと思います。
こどもの日に 長いかぶとの折り方
はじめに、半分に折って三角にします。
両角を中心に合わせて折ります。
(今回は表が水色、裏が青のおりがみを使いました)
正方形になりました。
さらに点線にそって中心に合わせて折ります。
これで長くなります。
下の三角ふたつを折り上げます。
あとは基本のかぶとと同じ折り方になります
点線で外側に折ります。
つぎに、下の三角を一枚だけ織り上げます。少し手前で折ります。
そして点線部分でもう一度、折り上げます。
残った下の三角を内側に折り入れます。
内側に折る前に中心線で折っておくと折り入れやすくなりますよ。
完成です。
なんと三角だるまにピッタリなかぶとが出来上がりました。
端午の節句の飾りや意味
端午の節句には男の子が病気やケガなどの災厄から守り、健やかに成長することを願う風習です。
かぶとやよろいには子供の代わりに厄を引き受ける意味があります。
かぶとは、あらゆる困難や障害に負けないように導くお守りです。
一緒に飾られる菖蒲は厄払いに使います。
また、「勝負」「尚武」にかけて男の子の成長や出世の願いも込められています。
弓矢や太刀は魔除けです。
こどもの日によく食べる柏餅には「子孫繁栄」の意味があります。
柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちません。木の葉の特徴を親子に見立て、後継ぎが途絶えない縁起のいい葉になりました。
こいのぼりには、生命力のあふれる鯉のようにたくましく育ってほしい願いが込められています。
おりがみのかぶとを和紙で折るだけで、いっそう素敵になります。
折り方を動画で紹介
ピンタレストでは細長いかぶとの折り方を動画で紹介しています。
基本のかぶとの折り方はこちらをどうぞ。
おわりに
端午の節句は、子供の健やかな成長を願う縁起物がたくさんあります。
そのうえ、季節感を感じられるのもいいですね。
お子さんと折る方には、健やかなお子さんの成長を願っています。
昔を懐かしんで折る方には、安らぐ時間が持てることを願っています。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
これからも折り紙をはじめとした
ペーパークラフトを紹介していきます。
またのぞいてみて下さいね。
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