おりがみで作るマッチ箱の紹介です。
こすって火をつけるマッチは、ごみの出ないライターに次第に入れ替わりました。
けど、今ではそのライターの出番が減っています。
世の中、どう変化するか分からないものです。
そんなマッチですが、マッチ箱の大きさは小さくて手ごろなサイズです。
使い勝手のいいマッチ箱を、気に入った柄や色のおりがみで作ってみませんか。

マッチ箱の折り方
スライドさせるスリーブと内箱の二つの折り方です。
どちらも15センチのおりがみを使います。
スリーブの作り方

初めに中心の目印を少しつけ、片側を中心に合わせて折ります。


つぎに、もう片側を1センチほど重なるように折ります。



縦長において、半分に折ります。
そして、もう一度半分に折り目をつけます。


さらに、半分に折って8分の一のところに折り目を入れます。
そうしたら、上の方を下の4分の一の折り目に合わせて折ります。


そして、半分にします。
8分の一の折り目に合わせて両端を折ります。


広げるとこのような折り目が付きます。

下の8分の一の折り目を折って重ねます。
そして、上に差し込みます。


形を整えたら、マッチ箱のスリーブの出来上がりです。
中箱の作り方

それでは、中箱に移りましょう。
まず半分に折り目をつけて、さらに半分に折ります。


もう片方は1センチほど重なるように折ります。


半分に折り目をつけます。
端が折れたままなので、平らに戻します。


つぎに、軽く中央にしるしをつけます。

そして、上下を真ん中に合わせて折り目をつけます。


つぎに、左右の両端を真ん中に合わせて折ります。

それから、下の4分の一の折り目に合わせて十字のつけます。



十字の交わるところで折ります。
そして4分の一の折り目から出たところに折り目つけます。
同じように上も折り目をつけます。


組み立てていきましょう。
左右の両側を起こします。


折り目に合わせてたたみます。


もう片方も同様にします。
これで中箱ができました。
スリーブと合わせてマッチ箱の出来上がりです。


かわいいマッチ箱
小物を入れるのにちょうどいい大きさですが、バレンタインデーにも活躍しそうです。
学生の娘が友達へのチョコレートを作っていました。
実は、一番の難関はチョコ作りではなくてラッピングです。
娘もラッピングに苦戦していました。
来年はこのマッチ箱の事を教えてあげようと思います。


四角い箱
正方形の箱でふた付きの箱もあります。
こちらはスライドさせるスリーブではありません。
この正方形の箱はふたも底ぶたも同じ折り方なのがいいところです。

おりがみ一枚でできる箱もあります。

動画で折り方を紹介
ピンタレストでは、動画で折り方を紹介しています。
おわりに
マッチ箱の作り方の紹介でした。
折り紙はちょっと疲れたな、少し日常のことを考えたくないなというときに、無性に折りたくなります。
私のストレスを薄める方法です。
だから、難しいおりがみはしません。
できないとキーッとなりますからね。

今までは一人で楽しんでいたおりがみですが、近ごろは他の誰かとおりがみの楽しさを共有できたら、なんて思っています。