一見では、複雑そうに見える幾何学模様の祝儀袋の作り方です。
均等に折ることができれば、難しいことはありません。
折り目を大きくしたり小さくしたり、いろいろな印象が楽しめる祝儀袋です。
ちなみに、幾何学模様とは直線や曲線を連続して作る模様のことです。
かいつまむと、四角や菱文、波状文などを連続して模様にしたものです。
さらに身近なもので言うと、和柄があげられます。
例えば、市松模様や麻の葉模様、七宝など様々です。
幾何学模様を取り入れた祝儀袋の折り方を紹介します。
使う紙の大きさによって、ポチ袋にもなります。
こちらはすべて、おりがみで折りました。
幾何学模様の祝儀袋の折り方
山折り谷折りを繰り返すところで、二通りの折り方があります。
一つ目は、半分がすでに出来上がって残り半分を 折り直すものです。
二つ目は、左右開いてそれぞれ折っていくものです。
出来上がりは一緒です。
ぱっと見て折りやすい方をどうぞ。
一つ目の作り方
まずは、折り紙を半分に折って三角にします。
それから、だいたい2.5センチくらいのところを折ります。
2.5センチだと出来上がりの横幅は5センチになります。
もう一度、折り目をつけて左右に開きます。
それでは点線で折って折り目に合わせて中心で返します。
反対側は点線で折ってかぶせます。
今ほど合わせた三角を4等分に折っていきます。
左右にじゃばらに折り目を付けます。
あらかじめ、四つ折りして印をつけておくときれいに折れます。
3回折ったら、右側だけ開きます。
このように、左側はすでに出来上がっています。
右側は折り目を逆に折ります。
左右がそろったところで、上下を後ろに折って出来上がりです。
二つ目の作り方
二つ目は、三角に折って2回折るところまでは同じです。
折り目を戻して、再び三角にします。
のしを作っていきます。
折り線に合わせて半分に、さらに半分に折ります。
開いてみると、4等分になります。
折り目をつけたところで、左右に開きましょう。
次に点線を中心線に合わせております。
あとは折り目にそって、左右対称にじゃばらに折ります。
最後に上下を後ろに折って、出来上がりです。
先ほど2回折ったところを3回折って、作ってみました。
もっと細かくなって、こちらも趣があります。
この他のおりがみで作る祝儀袋
こちらは熨斗がついているのに簡単に作れるポチ袋です。
こちらもおりがみから作る祝儀袋です。
ななめのラインと熨斗が目を引きます。
折り方を動画で紹介
ピンタレストでは祝儀袋の折り方を動画で紹介しています。
おわりに
50代になって、大人のたしなみとして丁寧に贈り物をしたいと思うようになりました。
この祝儀袋もその一つです。
この幾何学模様の祝儀袋は、模様の部分を大きくしたり細かくしたり楽しめるところが好きです。
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