雪のもんきり ―三つ折りで簡単、冬のもんきり遊び―

雪のもんきりを紹介します。
古くから雪は豊作をもたらすとされ、縁起が良いとされてきました。
雪の紋は多くあります。
その中でも、三つ折りで簡単に作れるものを5つ選びました。
基本の形は3つで、あとは少し手を加えたものになります。

モビールやガーランド、カードに利用でき、冬を楽しむことができます。

まずは、三つ折りをしましょう。
これから紹介する雪のもんきりの共通の折り方になります。

もくじ

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三つ折りの方法

はじめに、三角に半分に折ります。
それから、もう一度半分に折ってもどします。

上の角と右の角を合わせて少しだけ折り目をつけます。

さらにもう半分に折り目をつけます。

もう一度半分に折って、目印をつけます。

この目印と真ん中を結んだところに合わせて、左角を折ります。

最後に、右角を折ると三つ折りになります。

雪のもんきり

初雪と春の雪

家紋には雪の紋があり、その中に初雪があります。
そして、真ん中を丸く切り抜くと、春の雪と呼ばれます。

初めに、三つ折りを半分に折って六つ折にします。

だるまくん

はじめから六つ折りというと面倒に感じられると思って、三つ折りを半分と表現しました。確かに六つ折りのことです。

切り始めは直角に入って、丸く切ります。

下半分は反対にカーブして切ります。
早くササっと書いたS字のような形になります。

広げると、初雪の出来上がりです。

春の雪にしていきましょう。

六つ折りの時はこんな感じで下を丸く切ります。

紙が厚くてかたいときは三つ折りに戻し、下を丸く切ります。

広げると、春の雪の出来上がりです。

山吹雪

家紋の山吹雪を飾りやすくなるように切りました。
ギザギザを増やしたり減らしたり、切り離さずくっつけて切ったり、アレンジ豊富です。

まず、三つ折りを半分に折ります。

切り始めは直角に入って、少し丸く切ります。

続いて、大きく棘の形に切ります。

二回、ギザギザしました。
ギザギザが多いほうが雪の結晶っぼくなります。

次に反対にカーブして切ります。

ちなみに、三つ折りで切るときはこのように左右対称に切ります。

最後に広げて、出来上がりです。

春風雪と石持ち雪

家紋の春風雪を切ったものを丸くすると、石持ち雪ができます。

それでは、三つ折りを半分に折ります。

切り始めは直角に入って、少し丸く切ります。

それからモクモクと切ります。
雲をイメージして切ってもいいですし、煙を思い浮かべてもいいです。

下にえぐるようにカーブして切ります。

広げると、春風雪の出来上がりです。

石持ち雪にしていきましょう。

切はじめと切り終わりは直角になるように丸く切ります。

切り落としたら広げて、石持ち雪の出来上がりです。

雪のもんきりを使って

雪のもんきりを小さなたとうに使いました。
手軽に季節感が楽しめます。

動画で三つ折りの方法を紹介

ピンタレストでは三つ折りの仕方を動画で紹介しています。

Pinterest
How to fold in three 三つ折りの方法 en 2024 | Manualidades, Manualidades ropa 11-ago-2024 - かたばみの紋きりの紹介です。かたばみはどこでも生える雑草なので、子孫繁栄する願いを込め家紋に用いたとされています。

紋きりとは

紋切とは、折りたたんだ紙を型通りに切って、紋の形を作ることです。
型に合わせて切ると、美しい形、紋を楽しむことができます。
古くから伝わる切り紙遊びです。

紋とは図形、模様のことです。
また、家紋を意味します。
家紋は家で代々伝えられる図形、しるしのことです。

おわりに

三つ折りで作る雪のもんきりの紹介でした。

近頃、もんきりが好きでせっせせっせとたたんでは切り、切ってはたたんでをくりかえしています。
はじめは家紋が素敵だなと思って始めたのですが、種類がたくさんあって楽しかったです。
紋をじっと見てあれこれ考えながら切って広げます。
広げた時、現れた形が思うようにできてもうれしいですし、違っていてもこれまた楽しいものです。

ゆらら・ゆらり

今までは一人で楽しんでいたおりがみですが、近ごろは他の誰かとおりがみの楽しさを共有できたら、なんて思っています。

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