ぽち袋は小さな祝儀袋の呼び方です。
お年玉だけでなくお祝い事・お礼用など、ちょっとした気持ちを渡すときに使います。
一枚のおりがみで、二色使いの鶴のついたぽち袋の折り方を紹介します。
ひと手間かけて気持ちを伝えてみませんか。
ぽち袋と一緒にあるのは、水引の松結びとあわび結びで作った梅です。
二色の鶴のぽち袋の折り方
はじめに、折り目をつける作業です。
たてよこ半分だけ折り目をつけます。
それから、たてよこそれぞれに四分の一のところに折り目をつけます。
次に、折り目をつけた四角だけ三角に半分に折って開きます。
左側を折ります。
白い線を谷折りします。
つぎに、反対側も折ります。
折り目を利用してたたむと、四角が出てきます。
次に、できた四角で鶴を折ります。
鶴を折ります
点線に折り目をつけて開きます。
それから左右を半分に折って、首としっぽにします。
四角の角をめくって折り目をつけます。
それから、星の角を押してひっくり返します。
初めはひっくり返し方が分からなくて戸惑いました。
角をそっと押すようにしたら上手くいきました。
ひっくり返したところです。
内側にある首としっぽを外側に出します。
くるんとひっくり返す感じです。
ハサミで切って、くちばしを折ります。
ちなみに、切らなくてもくちばしを折ることができました。
袋の形にしましょう
それでは、上下逆さまにうら返して包む場所を作ります。
左右のバランスを見ながら折り目をつけ、もどします。
ポチ袋からはみ出ないように、下の角を折ります。
ふたたび、上に折ります。
左右を折ります。
これで鶴のポチ袋のできあがりです。
二色使いの鶴のぽち袋の折り方の紹介でした。
鶴が好きです。
なので、この折り方を知ったときはうれしくて何度も折りました。
鶴を楽しんでいただけたら、うれしいです。
他にも鶴のぽち袋の折り方を紹介しています。
いろいろな鶴のぽち袋
1は熨斗のついた鶴のぽち袋です。
熨斗と鶴でとても素敵なデザインです。
ぽち袋とは言え、熨斗がついているのであらたまった感じかします。
2は横長のぽち袋です。
一か所、ハサミで切って作ります。
しっかり包める作りになっています。
3は縦長のぽち袋です。
こちらもハサミを一か所、使います。
このぽち袋は鶴を折るところが、楽しくて気に入っています。
折り鶴のおさらいはこちらから↓
二色使いのぽち袋の折り方を動画で紹介
ピンタレストでは動画で折り方を紹介しています。
おわりに
色や柄を変えて折るのも楽しいです。
ちょっとした気持ちを伝えるお手伝いができたらうれしいです。
また年末の忙しい時、ぽち袋をうっかり買い忘れて困ったことありませんか。
渡す人数が多いと買いそろえるのも大変ですし、年齢がばらばらだと同じ柄というわけにもいきません。
少し時間を作って、今年を思い返しながらぽち袋を折ってみるのもいいですね。
会話のきっかけになったら、会話が増えたらいいなの
思いで作っています。
わたしの人と人を結ぶ手仕事は始まったばかり。
これからもたくさんのことを試してみます。
またのぞいてみて下さいね。
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