基本的なふろしきの包み方

基本になるふろしきの包み方の紹介です。

慶弔の席やお祝いの時に、品物をくるむときに使ふろしきを使います。
ふろしきで包むのはその品物が大事なものだからです。
そして、心をこめている表れでもあります。

また、ふろしきは日常使いでは物をまとめたり、運んだり重宝します。
何度も繰り返し使うことができ、使い終わったら小さくたたむことができます。

それから、ふろしきは品物の大きさや形に合わせて包むことができます。
例えば、細長いものや丸いものでも包む方法があります。
その中でも、今回はふろしき包みの基本的な結び方を紹介します。


もくじ

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基本のふろしき包み

真結び

簡単にほどけない結び方です。
少しのコツできれいに結ぶことができます。

真結びの動作を一つ一つ記しました。

黄色とピンクのふろしきを使いました。

まず、ピンク色を後ろに黄色を手前に当てます。

それから、黄色をピンクの下にくぐらせて引きぬきます。

ピンクを右側に傾けます。

だるまくん

このひと手間できれいな結び目になります。

黄色をピンクにかぶせるように当てます。

そして、後ろにたおしてピンクの下をくぐらせ引きぬきます。

左右に引き締めて整え、真結びの出来上がりです。

真結びのほどき方

ピンクを黄色側に引っぱります。

すると、結び目がゆるみます。
この結び目をほぐします。

ほぐれたところで引き出します。

スルリとほどけました。

平包み

平包みは一番礼儀正しい包み方です。
この平包みは結び目を作らずに包みます。
それは包みをほどくことは縁をほどくことを連想させるからです。
お相手の目の前で広げ品物を差し出して、敬意を表します

格式の高い包み方なので、お祝いの品やお中元、お歳暮など持参するときに適しています。

はじめに風呂敷をひし形に広げ、品物を中央に置きます。
それから、手前の布をかぶせます。

布がたるまないように整えながら、左からかぶせます。
同じように、右側もかぶせます。

奥の布をかぶせて、余った布は下にくるみます。

だるまくん

持つときは、手前を自分に向けて持ちます。

平包みの出来上がりです。

お使い包み

お使い包みはよく使われる包み方です。
何と言ってもほどけにくく安定感があり、持ち運びに便利です。
お弁当を包むのにも使われます。

まず風呂敷をひし形に広げ、品物を中央に置きます。
それから、手前の布をかぶせます。

それから、奥の布でくるみます。

布がたるまないようにまとめながら、真結びをします。

左端を右にたおして手前の端でくるんでくぐらせます。

お使い包みの出来上がりです。

このほかにも、風呂敷の包み方を紹介しています。

素敵なふろしき

結び方を覚えたら、さっそく試してみたくなりますよね。
柄はもちろん、サイズもいろいろあります。
見ているだけでも楽しい風呂敷です。

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二度見してしまったんですけど、こちらは3枚セットなります。
一度に3つの柄を試せるなんて、風呂敷デビューにはぴったりです。

 

ホワイトハウス楽天市場店

紫の風呂敷は一枚あるとどんな場面でも使えて便利ですが、この利休梅の柄の風呂敷は突き抜けて素敵です。

 

風呂敷と電鉄グッズ専門店 お包み

和柄もいいんですけど、モダンな柄も捨てがたいですよね。

 

暮らしと眠りを楽しむ店 和っふる

動画で包み方を紹介

ピンタレストでは、ふろしきの包み方を動画で紹介しています。

Pinterest
huroshiki [동영상] 慶弔の席やお祝いの時に、品物をくるむときに使うのがふろしきです。ふろしき包みの基本的な結び方を紹介します。

おわりに

基本になるふろしきの包み方の紹介でした。

恥ずかしながら、私は今まで結びが曲がろうが特に気にしていませんでした。
ちょっと強引に引っぱれば、真っ直ぐになるでしょうと思っていたのです。
当然、時間とともに曲がってくるのですが、気のせいにしていました。

結び目ひとつですけど、見る人は見ています。
また、きれいな結び目はお相手に敬意を表すことになります。
そんなことに今頃気づいた50代です。

ゆらら・ゆらり

真結びはお弁当などの日常使いから、かしこまった場面まで幅広く使われます。
覚えておくと重宝します。

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