五枚の花びらで表現された梅結びは、あわび結びを変形させたものです。
そして大きく結んでも、小さく結んでも愛らしく、使い勝手が良くアレンジしやすいのも魅力です。
または、お祝いや贈り物を引き立たせます。
実は意外に簡単に結べますので、お正月飾りやハレの日に重宝します。
梅結びの作り方
初めに 結ぶ準備
そもそも水引は紙を細く切り、ねじってのりで固めたものです。
はじめに曲げやすいようにほぐしてから使います。
目打ちを使って、何度がしごきます。
慣れてきて早く動かすと、熱くなります。
ご注意ください。
上はしごいていない水引を結んだものです。
少しカクカクしています。
そして、下がしごいた水引を結んだものです。
このように、なめらかな円になっています。
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あわび結びを結んでいきましょう
結び目は固定するまでは、ただ重ねている状態です。
なので重ねている部分を崩さないように、しっかり押さえながら結びましょう。
初めに、あわび結びを作ってから、梅結びにします。
はじめに、しごいてしなやかにした水引を用意します。
そして左端を右端にのせます。
結ぶときはどちらが上になるか下になるか、
とても重要です。
上手く結べない時は、上に渡すのか下に渡すのか
確認すると、上手くいきます。
次にできた輪の上に渡します。
まだ重ねている状態です。
それから、上に渡したら左のはしが下になるように交差します。
輪の大きさはそろえます。
そして下に渡したはしを上に持ってきます。
それから、上に持ってきたはしを上下上下と渡していきます。
実際には、このように押さえて結びます。
渡したところです。
この段階で結びは固定されています。
両端をひっぱって、形を整えます。
これで、あわび結びのできあがりです。
つぎは、梅結びにしていきましょう。
梅結びにします
星印のある真ん中の輪に、左端を上から下に通します。
次に今できた輪に、右端を上から下に通します。
こちらは上から下に通したところです。
形を整えて、梅結びのできあがりです。
五枚の花びらのかわいい梅結びが出来上がりました。
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大きさ、色を変えて
赤と白の水引で、下から2本、3本、5本で結びました。
配色の順番を変えると、表情が変わってこれまた面白いですね。
色の組み合わせが楽しくて、ついついたくさん作ってしまいます。
水引を並べて色を選んで組み合わせを考えて、結びます。
楽しい時間です。
水引にはほかにも梅の結び方があります。
左から平梅結び、かごめ結び、梅結び、追いかけ梅結びです。
ラッピングに使って
小さなギフトでも、梅結びが添えられただけで華やかになります。
ぽち袋に結びました。
最後に簡単に和紙でくるんで留めました。
ハレの日に合います。
手軽にそえたい梅結び
無理に手作りする必要はありません。
ほんの一つふたつ、欲しい時がありますよね。
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実はこの水引は縛るひもが水引ではなく、ゴムになっています。
なので、簡単にラッピングすることができます。
大小二つの梅結びがセットになった水引飾りです。
シンプルながらも、センスの良さが引き立ちます。
おわりに
梅結びでしおりを作ったり、ワンポイントにしたり楽しんでいただけたら、うれしいです。
また、梅は運命向上をあらわす縁起ものです。
あなたと周りの人に幸運がありますように。
ピンタレストでは梅結びの作り方を動画で紹介しています。
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